know thyself ― ひきこもりのチラシの裏

ひきこもりの私的な日記ブログです。

IT土方というブラック Part2

夜勤で身も心も疲れ切ったハマグリです。

今回はその件について長々書きます。

仕事の件

前回、この現場は最大で一年、可能であれば今年いっぱいまで頑張ると約束したな。

あれは嘘だ。

ってわけで、今週のあまりに不規則な生活で心が萎えました。もう可能な限り早く別の現場に変えてもらえるよう交渉をしようと思います。

備忘録も兼ねて、簡単に自分が無理だと思ったことを挙げようと思います。

一番は何度も挙げている通り、不規則なシフトです。この現場のシフトは三交代制で、早番・遅番・夜勤で構成されています。まったく夜勤の経験のない自分でもそんなもんだろうと思っていました。というのも、24時間を3で割れば8時間なわけで、それを回しているもんだと思っていたのです。

ですが、この現場の場合、早番と遅番を午後に被らせる形で組まれており、かつ拘束時間を7時間と短くしているのです。その代わり、夜勤が夜から朝まで手広くカバーするという構成なんです。

これ、ここまで働いてわかったのですが、サーバー監視のみならず別の依頼された雑用業務もなんでも受けているため、日中帯が忙しいというわけです。付け加えて最小人数で回そうとしているため、午後の早番と遅番を被らせた時間帯に休憩を設けるという強引な形を取っているのです。このため、早番は遅い休憩となり、遅番は早い休憩となるという、本来の休憩の意味とは違う決まりだけを守った構成となっています。

そして夜勤は上記の通り、日中帯ほど忙しくない代わりに、夜から朝までを広くカバーするということになっているというわけです。とはいえ、絶対に忙しくないというわけではなく、実はここでも別の部署の監視を夜勤のみ並行して引き受けるということになっており、こちらと並行して問題があった場合はかなり忙しい形となるわけです。付け加えて、ここでも少人数で既定の休憩を取ることになっており、全員を回すとなると、早い人はたった数時間で休憩にいくことになるという、休憩の体の成してない状態です。

そんな三交代制のシフトなのですが、自分が無理だと思ったのは、かなり不規則なシフト構成の点です。

早番→遅番→遅番→夜勤→夜勤→夜勤明け→早番→早番→遅番→休み

というような構成を取られるのです。

上記、夜勤明けと書いたのですが、実際は休み扱いです。これ、どういうことかというと、夜勤なので仮に1日が夜勤だったとすると、帰宅するのは2日の昼頃なんですよ。で、当然夜勤明けなので体は昼夜逆転の状態なわけです。なのに、次の日また仕事が入っているという具合なんですよね。

これ、労基的にも休みにはならないのですが、4週で4日の休みはあるので問題はない構成となっているのです。

とはいえ、さすがにしんどい。一応夜勤は連続2日か3日という形で構成はされており、他の時間帯も可能な限りまとめるようにはしてはいるようなのですが、結局人手不足で足りない部分を補おうとすると、上のような構成にならざるを得ないというわけです。

これが自分の無理と思ったことです。休みはあるにはあっても、なんか休めないんですよね。それにこの時間拘束も、夜勤はもう本当に長く、夜勤から帰ってすぐに寝ても5時間寝る時間が取れれば御の字なのですが、昼間なのでなかなか寝付けないっていうね。

休憩に関しては、夜勤のあるシフト制の職場ではもしかするとよくあることなのかもしれません。やはりみんなでうまく回さないといけないでしょうからね。とはいえ、出勤してたった1時間で休憩っていうのは、その後が萎えるんですよね、気分的に。

また、仕事に関しても、ここでは何度も書いてますが、複雑なんですよね。やっていること自体は大したことではないのですが、手順をあえてややこしくしている、そんな感じの作業となっています。

まだまだ関われてない作業もあるのですが、とりあえずの監視業務と依頼業務はこの1ヶ月半でやったと思います。なので、次の面談という名の面接でもはったり前提ではありますが、一応しゃべれるくらいのことはできそうなので、ここらでドロップアウトでいいと思っています。

そんな感じです。

そりゃ大体の人は数ヶ月で辞めていきますよ。もう少しゆとりをもったシフトに手順の簡略化、抜本的な組織改善をして連携もしやすくするべきだと思います。が、この状態はかなり複雑化してしまっていて、一朝一夕には無理でしょうね。

前回のサーバーのセットアップの現場も連携がきちんできてない点と、人手不足というのがあったのですが、組織単位の複雑さはありませんでした。そのため、人手とスケジュールのゆとりさえあれば、あとは上司の能力不足程度が問題と言える点だったのに対し、今回の現場は組織の仕組み全体が根深く複雑化されちゃってるんですよね。

長々書きましたが、辞められるなら6月いっぱいで辞めたいですが、きっと諸々の契約上の都合や、その次の現場を決めたりなどもあるので、早くて7月か8月いっぱいでしょうね。

長期契約というのが1年契約だったらヤバいですね。この業界のことをググったりしたら、長期と営業が言ってても、実態は1~3ヶ月更新の場合がほとんどらしいので、引継ぎ期間だけ自分が耐えられればなんとかなると勝手に思っています。

できることなら、次の現場では1年は続けられる現場であってほしいです。でないと、面談と言う面接で対応が大変になりますからね。なんとかこの業界に3年残りたいので、本当に次の現場は続けられる現場であってほしいです。

というわけで、この話を近々担当社員に話して、別の現場に移る準備をしてもらおうと思います。

あとがき

今回は長期契約ってことだったので、この業界ですぐに変えてもらっている人ってどのくらいいるのか疑問に思い、この業界のことについて色々ググったりしました。

なんというか、結構グレーな業界なのですね。一応法律的には違うのですが、結局やっていることは人のまた貸しみたいなことをみんなでやっているってことみたいです。SES契約とかいう準委任契約ってことらしいのですが、ビジネスパートナーとかいうのが間に色々入ってて、それごとに何やら契約が複雑になっているっぽいです。

これからの時代はIT化されるって思うわけですが、その一方で業界的には雇用などの闇が蔓延しているみたいですね。ここら辺を改善しないと、日本のITは廃れ、全部海外のITに汚染されちゃうかもしれませんね。実際、GAFAなんて言葉がありますが、全部アメリカの企業ですもんね。まぁ、そんな業界自体の闇は自分でどうこうできる話じゃないですし、どうでもいいことなのですがね。

とにかく、自分はその闇のIT業界の中で3年間耐えるだけです。IT業界に3年間勤めてたっていうキャリアとその間に得た貯金が目的です。望みは薄いでしょうが、ちょっとでもその次に繋げられる社会的ステータスと資金がほしいだけですからね。ずっと引きこもりニートだった自分にとってこの3年は最後の崖っぷちの3年ですので、現場はドロップアウトを決めましたが、仕事はまだ辞めません。

とはいえ、自分みたいな未経験の引きこもりニートを大量に募集かけてますが、現場に安定的に勤められる人ってどのくらいいるのでしょうかね?今の現場の自分の一つ前の前任者は1ヶ月経たずにドロップアウトしたみたいですし、前の現場も自分の後に来た新人が2週間でいなくなったんですよね。それは病気を患っていなくなったのですが、本当なのか怪しいところです。さらには一緒に入社した同期も半年経たずにすでに2人辞めていきました。

そうして足りない人を、自分のような引きこもりニートで穴埋めするっていうわけですが、これはどうなのか。人が足りないのはわかるのですが、続けられなければ意味がないような気がするんですよね。

当時の予想通り、自分が通っていたハロワの就職支援と繋がって色々やっているみたいで、そちら方面から人を何人も採用してるっぽいです。でも、そんな引きこもりニートがこの過酷な現場に行くととても続けられる雰囲気ではないですよ。本当に。

長々書きましたが、とにかく別の現場に変えてもらうよう掛け合ってみることにします。実はこの後、本社に行く予定があるので、その時話せればと思っています。それが無理なら、6月入ってすぐに夜勤があるので、その夜勤を乗り越えたタイミングで「もう無理」って感じで連絡しようと思っています。

ま、そんなわけで、今回はこの辺で。

それでは、ごきげんよう