know thyself ― ひきこもりのチラシの裏

ひきこもりの私的な日記ブログです。

SNSとミニブログについて

ネット上で無意味なアイデンティティの確立を目指し、二つのサービスのアカウントを作りました。

SNSではmixiを。

ミニブログではMastodonを。

で、ちょっとだけ利用してみました。

今回はそのことについて。

 

mixi

かつては完全な招待制だったSNSですが、今では誰でも登録できるようになってました。

使ってみた感想ですが、根暗な自分にはとても居心地の悪い場所でした。

積極的にいろんな人々と関わろうとするアクティブな人でないと厳しいという感じです。

 

とりあえず、居心地が悪いという理由として、まず自分がいつログインしたかが表示されることです。

大したことはないんですが、自分はちょっと気になってしまいます。

 

次に足跡というシステム。

これは誰がいつ自分のページに来たのかがわかる機能です。

このせいで、自分は他人のページに行くことをものすごくためらいました。

 

この二つのせいで、どうも気楽に回れないのです。

おそらくほとんどの方々には気にならないことだと思いますが。

 

あと、コミュニティというのがあります。

説明するまでもないと思いますが、要するに自分に関わりのあるもしくはあった団体や興味のある物事などなど、それらに関連する人たちが集まれる仕組みです。

とりあえず、自分も「ひきこもり」や「ニート」といった形のコミュニティに参加してみました。

大半はもう更新もないただの形だけのコミュニティになってはいましたが、活気があるところはきちんとありました。

ただ、どうもその中に入るのに自分は勇気がありません。

 

というわけで、簡単に利用した感想を述べるとすると、匿名じゃない掲示板群といったところでしょうか。

自分のプロフィールや日記などを載せ、好きなコミュニティの中に入り、情報を共有する。

自分からたくさんのコミュニティーの輪に入っていく、そういうサービスなんだなって思いました。

 

Mastodon

使ってみたところ、仕組みはTwitterそのものでした。

登録して最初の画面を見た時の印象はTweetDeck*1みたいだと思いました。

 

用語も呼び方が違うだけで、内容自体は一緒のようです。

つぶやくことは「トゥート」(Twitterでは「ツイート」)

拡散することは「ブースト」(Twitterでは「リツイート」)

と言うそうです。

 

正直、Twitterの代替ツールとして言われた理由がよくわかった気がします。

とはいえ、自分はほとんどTwitterを使ったことないので、あまり比較できないのですが。

 

そんなMastodonですが、根本的にTwitterと違う要素があります。

それはインスタンスというものです。

インスタンスというのは「サーバー」のことなのです。

そして、このインスタンスと呼ばれるサーバーの運営は誰にでもできるという点です。

 

簡単に言えば、TwitterのサーバーはTwitter社が運営しています。

だからTwitterのアカウントを作れば、みんなTwitterのサーバーに集まるわけです。

ですが、Mastodonは誰でもサーバーであるインスタンスを作り運営することができるのです。

極端な話、自分ハマグリが運営する「hamaguri.net」なんていうインスタンスを作ることだってできてしまいます。

この点がMastodonの大きな特徴であり、Twitterとの大きな違いだと思うのです。

 

この誰でもインスタンスを運営できるということで、その運営によって一つのコミュニティーが形成されるわけです。

実際、各サービスや地方自治体によって運営されているインスタンスがあります。

つまり、このインスタンスが、先のmixiのコミュニティに相当するというわけです。

 

とりあえず自分はよくわからなかったため、日本の登録者数多く、かつこれといったコミュニティー制限がないという理由から「mstdn.jp」というインスタンスで登録しました。

で、最初のトゥートしてすぐにお気に入り登録されました。

それに気づかず、次の日Mastodon開いてビックリしました。

Twitterも同じようなツイートをしたのですが、何もありませんでした。

 

おそらくTwitterは、ハッシュタグだったり、なんらかのツイートに対してリプライしたりして自分の存在を知ってもらう必要があるのだと思います。

一方Mastodonは、ローカルタイムラインと連合タイムラインというのがあり、ローカルはそのインスタンス内のタイムライン、連合はインスタンスを越えたタイムラインのことです。

おそらく、ローカルタイムライン上でたまたま目にされたんじゃないかなーとか思ってます。

 

自分もローカルタイムラインと連合タイムラインを見て、いろんな方々のトゥートを目にしました。

Twitterにはない機能だと思います。

ただ、逆にトレンドという機能は標準にはなく、話題になっていることなどを知るには別のツールか何かを使わないとわからないようです。

 

そういう意味で、Mastodonインスタンスという存在故に閉鎖的なツールと言えると思います。

基本的にはそのローカル内での情報を交換し合い、ローカル外の情報は最低限のみ取得する。

こういう使い方なのかなー?、と今のところは思っています。

 

あと、個人的に気になってる部分が、システムの問題です。

実はニュースをトゥートする方?サービス?をフォローしようとしたのですが、どういうわけかできなかったのです。

というより、承認待ちの状態なんですよね。

 

調べてみたところ、非公開アカウントの場合は承認待ちになるそうなんですが、公開アカウントの場合は、他のインスタンスの方でもフォローできるそうなのです。

ちなみに、他のインスタンスの方のフォローはリモートフォローと言うらしいです。

で、どうやら承認申請状態の場合は解除できない?みたいらしく、仕方ないので直接その方のプロフィール画面からフォローしてみたりしたのですが、どうやってもフォローできなかったのです。

まだ自分がきちんとMastodonを理解していないために、フォローの手順とか間違えているのかもしれません。

 

とはいえ、誰でも簡単にできる仕組みでないっていうのは少々問題があるような気がします。

簡単に検索しても、やはり利用者数自体が少ないからか、わからずじまい。

一応ヒットしたものとして、インスタンス間同士の暗号化通信システムによるものだとかがでてきました。

となると、その場合は自分の問題ではなく、インスタンス側の問題ということになります。

 

Twitterの場合、システムの問題が発生したら当然Twitter社が修復するわけですが、Mastodonになると、各インスタントの運営が対処してくれなくてはならず、インスタンスごとに変わってくるわけです。

 

そういったことも含めて、まだまだMastodonには課題もありそうですね。

 

まとめ

どちらもたった数日、正確には数時間程度しか使っておらず、あれこれ感想を言えるほどではないのです。

ですが、その中で気づいた点として、どれだけ周りの目を気にせずに使えるかってことです。

 

上記の通り、mixiは自分という存在を全面的に出し、積極的にコミュニケーションを取るサービスでした。

Mastodonは、自分に合ったインスタンスに所属し、そこで自分の思うがままのトゥート・ブーストを行うというものでした。

 

ちなみに、Twitterはというと、さらに自由なツールだと再認識させられました。

実際、ツイートしても誰の目も気にせずにツイートできましたし、正直トレンドツールだからと敬遠してましたが、今の自分でも使えるのではないかと思ってしまいました。

そう考えると、Twitterでは度々モラルに反するツイートをされニュースになることがありますが、やはり人の目を気にしなくていいという感覚になっていて、身内以外の方々にも見られているかもしれないという意識がなくなっちゃっているのでしょう。

 

というわけで、自分に合う自由度の高いサービスは

TwitterMastodonmixi

という感じです。

 

とりあえず、ツールごとの方針は今のところ当初の予定通りに活動していきたいと思います。

ミニブログとしてはMastodon

このブログやなんらかの活動の報告はTwitter

SNSとしての窓口にmixi

ですが、mixi自体は直接使われることはないでしょう。

一応mixiは、このブログとTwitterとは連動しているので、どちらかを更新すればmixiにも反映されるはずです。

 

で、そのmixiで最初で最後の直接的な活動ということで、自分でコミュニティを作ってみました。

「汝自身を知れ」というコミュニティ名です。

mixi.jp

このブログ名と同じコミュニティです。

このコミュニティもここと同じく、自分の居場所がない人が集える場所になればと思い作りました。

一応、同じような“自分探し”とか“ひきこもり”というようなコミュニティはあるのですが、やはりカウンセリング的な感じのコミュニティだったりとかして、ちょっと居心地が悪かったりしたので。

自分が作ったコミュニティはあくまで参加された方々で、お互いに存在を観測し合うというものです。

難しいことや、無理なコミュニケーションを取るのではなく、参加することによってその存在を確かめ合うことだけが目的です。

 

とはいえ、どうやらmixiのコミュニティは誰も参加されなかったり、トピックといういわゆる掲示板が立たなかったりすると、1カ月で自動で削除されるらしいです。

なので、おそらく自然消滅すると思われます。(おそらく2月20日頃)

まあ、そういうコミュニティを作るという活動をしたってことでお願いします。

 

長くなりましたが、今回の記事でもってハマグリとして、ネット上における身の回りのことが固まったかなって思います。

 

何もない空っぽの自分を支える唯一の居場所として、今後も続けられたらと思います。

今後はここの居場所を中心に、何もしてこなかった自分をより一歩前に踏み出せるようにしたいと思います。

 

で、次の更新は、今までとは違い普通の話題を取り上げて、この怒涛の更新を終えたいと思います。

*1:Twitterの公式クライアント・アプリケーション